5年も前のことなので記憶も曖昧なのですがその後夫も一緒に乳腺外科の先生に一緒話を聞きにいくこととなりました。
家族に付き添ってもら先生の話を聞くのは大切なことなのだと痛感しました。
自分はしっかりしていつもりでもやはり病気の当事者は動揺しているようで冷静には判断は難しいし説明を聞いていても後でもう一度家族と話して内容をすり合わせすることで理解できることも多々ありました。
なので状況が許すなら心を許せる、そして信頼のおける人に同席してもらうのがいいのかなと思います。
きっと一人では受け止めきれない(特に私はビビりなので)人が大多数だと思いますので。
夫も「あなたは先生の話中ぼんやりしているところがあったから一緒に聞いてよかったよ。」と言っていましたから・・。
先生からは
・それほど大きくはなっていないし手術で切除は可能。
・場所も右乳房全摘出ではなく部分切除が可能。
・右の脇のリンパへの転移は手術の際にリンパを取って調べる。
・その後の治療はとったがん細胞を調べて方針を決める。
というのがざっくりした説明でした。
夫も私も感じたのですが医師というのは決して「〜しましょう!」とか「〜が一番いいです」
などとは言わないということでした。
治療の選択肢を挙げてこちらに判断をさせるという伝え方をします。
最後に夫が「先生でしたらどう判断します?」と聞いてくれました。
先生が「私だったら今言った方法を取りますね」と言ってくれたので最終判断をしました。
私としては全摘出はキビシイなと感じておりましたので部分切除の提案にホッとしておりました。
きっとここで片方もしくは両方を全摘出の提案があったらきっともっともっと悩んでいたと思います。
ただそこで家族が冷静に手術に対するメリットデメリットを冷静に相談に乗ってくれた場合きっと良い判断が出せるのではないでしょうか。
その場でセカンドオピニオンという判断も選択できます。
今やどんな病院もセカンドオピニオンについてはその場で案内してもらえますし、患者の権利として説明してもらえるので主治医に遠慮することもなく受けることができるのは安心ですね。
私の場合は話を聞いて納得もしましたし手術以外の選択肢は考えられなかったのでそのまま治療を進めることとしました。
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